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サウナ紹介

サウナハットと一緒にサ旅~東京から出雲~(2日目)

出雲市駅

目次

岡山から出雲市へ

風景

GWも終わりましたが、どこかへおでかけされたでしょうか。
さてさて、出雲旅の続きです。

「サンライズ出雲」が岡山駅に到着です。
この「サンライズ出雲」の下りは出雲市に行く「出雲」と四国の高松に行く「瀬戸」が連結されて
東京から岡山まで来ます。
岡山で「出雲」は出雲市へ「瀬戸」は高松へ行くために
連結部分を切り離しします。
その切り離し(上りは連結)作業がサンライズ号の名物の一つだそうです。
なので興味のある方は一度下車して、その作業の様子を見たり写真に収めたりするそうです。
私は・・・
寝てました-。二度寝中。
なんで見なかったの?と言われれば
眠かったのと、
列車の連結、切り離しって私結構見てるんです。
もちろんサンライズ号ではないですが。
実家にいる時に使ってた私鉄が結構その作業をしてたので、
珍しくないと言えば珍しくないのです。
まぁ眠かったのが一番の理由ですけどね・・・

日も昇った事だし、起きて景色でも。
ほぼほぼ写真のような風景が続きます。
駅に近づくと家や商業施設が増えますが、
基本的にこんな感じ。

出雲市までまだまだ

上石見駅

「サンライズ出雲」の個室のベッドの向きは線路と平行です。
なのでベッドに座って窓枠に肘をついて景色が見れます。
そう小さい子が電車のロングシートの座席に上がって窓の外を見てるじゃないですか。
あれの状態です。
こんな体勢で外の景色見るのっていつ振りだろう?
すごい楽しかったです。

そんな格好で外を見てると、新見駅ですれ違いのために少し止まったとき
駅前の保育園らしき建物の駐車場が見えました。
その車の間から1歳ぐらいの子供さんがお母さんに抱かれて列車を見ていました。
お母さんが手を振ってたので思わず振り返すと、
お母さんがぺこっと頭を下げられて
子供さんに何かを言って、保育園の方に足早に向かわれました。
子供さんが「電車見たい」って言ったか、
いつもの習慣なのかわかんないけど、バイバイして園に向かうきっかけになったみたい。
可愛すぎる。お母さん、いってらっしゃい(^^)/

少しすると車掌さんからアナウンスがありました。
もう少しで伯備線で一番標高の高い上石見駅で通過するそう。
その前の谷田峠トンネルのところが分水嶺になっていて、
トンネルを抜けると今まで列車と反対方向に流れていた川が
日本海に向けて列車と同じ向きに流れを変えるとのこと。
おおー瀬戸内海側から日本海側になるのね。
川の流れを見ていると確かに北向きになっていました。

そういう説明をして頂けると地理オンチでもわかりやすくて、楽しいです。

まだまだのどかな風景が続きます。

宍道湖が見えました

出雲市駅

カーブが多い伯備線。
でも「サンライズ出雲」ではあまり揺れは感じませんでした。
米子を過ぎて山陰本線へ。
安来を過ぎて松江。
そろそろ宍道湖が見えてきます。
残念ながら私の個室からは反対側で見えません。
車内の探検をしてなかったので、ぶらぶらがてら景色を見に行きました。
湖だけど海だよね宍道湖って。
デッキやサロンでしっかり見えました。

車内は降りてる方も多いみたいでした。
おーこれがノビノビ座席なのね。
ここがシングルデラックスかー。
おお!シャワーブースだー。
サロンは誰もいないのね。
など感心しながら見て回りました。
もしチケットが取れるならシングルデラックスに乗ってみたーい。

さぁそろそろ終点の出雲市駅に到着です。

降りる準備をしましょう。

出雲大社へ

ばた電

約12時間の乗車ももう終わりです。
私の場合、寝てる時間が多かったですが、すごく快適で楽しい時間でした。
また乗りたい。
なんなら夕方に上りに乗りたい・・・

出雲市駅から出雲大社まではバスか一畑電車で行きます。
あ、タクシーでも。
レンタサイクルもあったような。
一畑電車は通称「ばたでん」。
映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の舞台となった
レトロな電車です。
途中の川跡駅で乗り換えて出雲大社前駅まで。

出雲大社前駅を降りて駅舎を出ると右手が出雲大社です。
が、左手に一の鳥居があるのです。
一畑電車の出雲大社前駅はいわゆる参道の途中にあるんですね。
なので、そのまま右手の大社に向かわず、
左手の一の鳥居をくぐってからまた出雲大社前駅の前を通って大社へお参りします。
てくてく行くとなんと一の鳥居は修復工事中で通れませんでした。
しょうがないですね。お辞儀だけして、回れ右です。

まっすぐ参道を進むと二の鳥居が見えてきます。
が、またこのまま行きません。
大社を正面に見て左手に進みます。
その道は稲佐の浜へ続いています。
稲佐の浜は国譲り、国引きの神話で知られる浜で
稲佐の浜の砂を大社の本殿裏にある「素鵞社」で交換すればお清めの砂として
お守りや厄除けになるそうです。

いよいよお参りです

稲佐の浜から大社まで戻っていよいよお参りです。

本殿やその他いろいろなお神様がいらっしゃいます。
お参りのためのお賽銭用に小銭をかき集めて持ってきたのですが、
最後は足りなくなってしまいました。
もうちょっとあればよかったな。

出雲大社は2回目です。
前回はゆっくり時間があったので
ほとんどのお社にお参りできたのですが、
大社の奥にある三歳社に今回は行けなかったのが
少し心残り。
また来ます。

出雲大社って神話の時代からあって、日本中のお神様が集まるところですから
それはそれは聖域であり、神聖なところです。
でも前回行ったときも感じたのですが、
雰囲気が優しいのです。
私は決してスピリチュアルな体質ではないですが、
何か、は誰でも感じると思うのです。
その感じる何か、がとっても優しくて
境内のあちらこちら、木の上、その葉っぱの影に絶対にいるよね。
絶対にニコニコしてるよねって感じるんです。
他の神社仏閣では感じたことないものです。

一番ニコニコが感じられる?のは東西の十九社です。
出雲地方以外は神無月と呼ばれる10月に出雲大社に八百万のお神様が集まるそうですが、
この十九社がそのお神様方の宿所になるそうです。
八百万のお神様が一年ぶりに
「やぁやぁ!」って集まって食事をしたり寝たりしているのを想像したら楽しくて(^^)
不謹慎なのかもしれないけれど、出雲大社は私にとってはすごく楽しい場所です。

さあお参りも済んだし、食事でもして出雲市駅に戻りましょう。

出雲のもうひとつの楽しみは

出雲のしろうさぎ

出雲でのもう一つの楽しみそれはサ・ウ・ナ♨

出雲市駅近くのサウナ施設に行きます。

その前に水分補給と食事を・・・
実はこのときの私の服装はランニングスタイル。
この時点で稲佐の浜まで往復約3キロを走って、
お参りで2時間近く歩きっぱなし。
帰りは時間があれば出雲市駅まで走れるかな?と思っていました。
持ち物はスマホとハンカチだけ。
現金はお賽銭用しか持ってなかったので、この時点ではなし。
電子マネーかIC決済が出来るよねと思っていたのですが、
駅の売店でも使えない(T_T)
自動販売機もダメ。
食事が出来そうなところは結構お休みしてて。
えーこのままだと脱水?低血糖?倒れるー(大げさ)
駅の近くのパン屋さんが電子マネーが使えたので
パンと飲み物が買えました。よかった、よかった。

ちょうど電車の時間だったので、
走らずに電車で出雲市駅に向かうことにしました。

センチュリオンホテル&スパ クラシック出雲

サウナイキタイで調べて出雲市駅すぐ近くの「センチュリオンホテル&スパ クラシック出雲」に行くことにしました。
東京に系列のサウナがあるよね。
でも東京のは男性専用じゃなかったっけ?などと思いながら
フロントへ。

フロントで「スパの利用をしたいのですが」と伝えると
「サウナですね!」と。
めっちゃサウナ押し(^^)
とっても気持ちよく対応してくださり、トランクも預かって頂きました。
ホームページを見たか聞かれ、見たというと3時間コースが1800円のところ
1400円になりました。お得。

タオルとカードキーを持って大浴場へ。
入り口はカードキーをかざして解錠のシステムです。安心。
脱衣所にはロッカーとダイソンのドライヤーありのパウダーコーナーと
給水器があります。

浴場に入るとすぐ正面にサウナ室、右手に一人ずつ仕切りのあるカラン、
サウナ室の向こうに浴槽。
カランの向こうに一人用の水風呂。
その奥のガラス扉の向こうに休憩椅子が見えます。

先客はおひとり。
身体を流してサウナ室へ。
入り口前に滑り止めっぽい一人用のマットあり。
広い。詰めれば15人ぐらい入るんじゃないでしょうか。
2段です。
照明は明るめですが、テレビなし。ありがたや。
女湯はセルフロウリュです。
セルフルロウリュ用の水が桶にオートで給水されるシステム。
やっぱり女湯は男湯に比べて利用が少ないので、
無駄にオートロウリュするよりセルフロウリュのほうがいいんでしょうね。
温度は90度弱かな。

先客の方は一番下の床の部分でくつろいでらっしゃいます。

一声お掛けして、ロウリュウを。
ほふー湿度が一気に上がります。

汗を十分かいて、水風呂へ。
水風呂は15℃。ほどよく冷えます。

休憩椅子のあるスペースへ。
半露天って言うのかな、当然景色は見えないんだけど、
ほどよい風が入ってきます。
いや、最高ですね。
いつもより休憩が長めになりました。

サウナでの出会い

2セット目にサウナ室に入ると先ほどの先客の方が入ってこられて
少しすると「お聞きしたいことがあって」と。
「ご迷惑だったら言ってくださいね」と前置きされて。
他にお客さんもいないしお話を伺うと
3時間コースで入ってるけど、時間が過ぎたらどうなるんでしょう、と。
多分、1時間も過ぎると追加料金が掛かると思うけど、
5分10分ぐらいなら大丈夫じゃないですか?とお答えしました。
するとぽつぽつとお話をされ始めました。
若い頃からサウナ通いをされてるそうで、80歳を過ぎてるとのこと。
思わず「私もそのお歳までサウナに入りたいです!」と言ってしまいましたよ。
ご出身が神奈川県横浜市だそうで、たまに里帰りをすると
スカイスパに行かれてたとか。
あー行きのサンライズ出雲から見えた、見えた!
で、出雲に帰ってくるときは夜、スカイスパで時間を過ごして
昔の出雲号に乗ってたと。
「昔の出雲号は3段ベッドで、みんな瓶ビールを持ち込むから
揺れる度に瓶ビールがごろごろーごろごろーって転がるのよー」って。

今のお気に入りのサウナは奥出雲の「玉峰山荘」で、
車で1時間ほどかかるけど、季節で変わる風景を見るのが好きで通うそう。
行ってみたくなりました。

もっとお話をお伺いしたかったのですが、
この時点で15分オーバー。
申し訳ないけれど暑くて。

「昔はサウナでお友達が出来たんですけどね」と
このご時世の黙浴にちょっと寂しそうでした。

ほんと短い時間でしたが、楽しかったです。
いつまでもお元気で、サウナを楽しんでください!

心もほっこりして時計を見るともう2時間も経ってるじゃないですか!
3時間コースだからいいんだけど、
そこまでゆっくりしてたのかー。
居心地がいいと時間もあっという間ですね。

さぁそろそろ帰る時間です。

博多まで

特急やくも

出雲市駅から山陰本線、伯備線、山陽本線で岡山駅まで。
そこから新幹線で博多まで帰ります。

岡山駅までは「特急やくも」に乗ります。

行きの「サンライズ出雲」で通った線路をまた通ります。
岡山駅まで3時間。
ちょうどご飯の時間になるので、駅弁でも買おうと思ったのですが、
平日のせいか駅弁は見つけられず、結局コンビニのおにぎりになってしまいました。
ちょっと残念。

さてと乗り込み行きと同様景色を眺めます。
が。
揺れる~揺れる~すごく揺れるぅぅぅぅ~。
行きの「サンライズ出雲」では感じなかった揺れです。
後で調べたらカーブが多く、揺れる列車みたいですね。

岡山駅でのぞみに乗換えて
無事に博多駅に到着。

今回の回り道ぷち旅行は終了です。

サウナに2つ入れたし、乗りたかった列車にも乗れたし
大満足でした。

サウナでは今回もサウナハットさんには出会えなかったなー。
サウナハット、いいのにな。

まだまだ行きたいところはたくさんあるし、
計画もいくつか。
楽しみです。

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