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サウナハットについて

サウナハットは羊毛がいい理由

サウナハット 虎

目次

なぜサウナで?

いちごの水玉のサウナハット

「POTA sauna」のサウナハットはすべて羊毛(ウール)で作っています。

サイトで羊毛の良さを説明しているつもりですが、
ブログでも改めて。

羊毛の良さはいくつかありますが、まずはなぜそもそもサウナに入るのに
帽子をかぶるのかと言うところから。

サウナは一般的にたいてい高温です。
湿度はサウナによって高かったり低かったり。
まれに低温サウナなるものあるみたいですが、
ここでは一般的な高温サウナ(80℃以上)での使用についてを。

サウナ室でサウナハットをかぶる理由としては
・熱から頭部を守る
・髪を乾燥から守る
のがよく挙げられます。
私はもうふたつの理由として
・顔も熱から守られる
・視界をシャットアウトして自分の世界に入れる
と言うことを加えたいです。

最初の2点は熱いサウナ室を思えば当然考えられる事だと思います。
サウナ室は熱は上に上がるので、当然足下より頭の方が熱いです。
サウナハットはこの熱から頭を守ってくれます。
熱があると言うことはいくら湿度があっても髪から潤いを奪います。
これを防いでくれます。

私は必ずサウナハットをかぶって入ります。
たまにサウナハットをかぶらない状態はどうなんだろうと
脱いでみることもありますが、熱い!
身体はまだまだ大丈夫なのに頭だけじゃなくて顔も熱い!
サウナハットって頭を守るって言われますが、
深くかぶることで顔も守ってくれるのです。
サウナハットをかぶるだけでサウナ室の滞在時間が
かなり伸びると思います。
これが三つ目の理由です。

最後のひとつですが、これはほんとに個人差と言うか
好みというか・・・
新型コロナウイルスがまん延してから、
色んなところで「黙」が使われるようになりましたが、
入浴施設でも例外ではなく
「黙浴」のお願いをされてるところが多いです。
私はコロナ以前のサウナ室は知らないのですが、
今は「黙浴」がルールになっているところが多いです。

私は温浴施設のお風呂場や洗い場ではそこまで「黙浴」は必要ではないと思っています。
そもそも情報交換だったり、憩いの場だったはずですから。

でも私はサウナ室は出来れば静かな方がいい。
テレビも要らない派です。
静かにじっくり蒸されたいのです。
でも。
おしゃべりや大きすぎるテレビの音量など、
どうしようもない時があります。
そう言うときはサウナハットを深くかぶり、
外からの見た目からシャットアウトするのです。
せめて視界だけでも。
耳を覆うほどに深くかぶれば少しは音量も。
(それでもどうしようもないときもありますが・・・)
これが四つ目の理由です。

どうですか?
サウナハット、かぶってみようかなーと思いませんか?

羊毛って?

羊毛

通販サイトなどで「サウナハット」で検索すると色んなサウナハットが出てきます。
素材に注目されたことはあるでしょうか?

素材として一番目につくのは「タオル地(綿)」でしょうか。
お風呂という場所を考えれば当然のことかもしれません。
馴染みのある素材だし、お洗濯もしやすい、色もカラフルで
比較的お手頃な価格。
あとはナイロンなどの化学繊維。
これも綿と同じような感じかな。
とても扱いやすく、サウナハットとして素晴らしい素材だと思います。
こういう素材は加工もしやすく、大量生産できますね。
価格にも関わってくることです。



で、「POTA sauna」が使ってる素材は「羊毛(ウール)」です。
ウールと聞けばどんなイメージでしょうか。
暖かい、分厚い、縮みやすい、お高い・・・
こんな感じですか?
確かにそうです。
でもそれだけではないのです。

ウールの長所と短所とは

羊

ウールの長所はいくつかあって
・保温性と断熱性
・吸湿性と放湿性
・撥水性
・難燃性
・抗菌作用
などがあります。

保温性と断熱性は皆さん良くおわかりだと思います。
暖かいです。セーターなどウールがいちばんですよね。

吸湿性と放湿性
これって真逆ですよね。
入れるのと出すのですから。
でもウールってその性質を持っているのです。
登山するときの下着ってウールが良いってお聞きになったことはありませんか?
あれは汗による湿気を吸い取ってすぐに発散するからなんです。

撥水性
羊毛はまさしく羊の毛です。
羊は外にいます。雨にも濡れます。
もこもこの羊の毛に撥水性がなかったら・・・
びちゃびちゃなんてもんじゃないと思います。
弾くのです、水分を。
ついでに汚れも付きにくいです。

難燃性
羊毛はタンパク質で出来ているので、燃やしても炎を出すことなく
ちりちりと焦げて炭化(黒焦げになること)して鎮火します。
この性質を利用して建築素材に使われることもあります。

抗菌性
羊毛は羊の皮膚が変化した物なので、生き物がウイルスや菌から自分の身体を守る機能を持ちます。

このような他の繊維には見られないような長所があるのです。

短所もあります。
・縮みやすい
・虫食いされやすい
などでしょうか。

ウールの素材としては短所の縮むという特性ですが、
「POTA sauna」のサウナハットはこの縮むと言う特性を生かした作り方をしているので、
これに関しては短所ではありません。
虫食いは可能性はありますので、気をつけるに越したことはないですが、
冬用のセーターの様に一定の期間は保管すると言う事はないと思いますので
あまり神経質になる必要はないかと思います。

だからサウナハットにはウール

サウナ室

サウナ室は先にも書いたように
高温多湿です。
その温度をかなり遮断してくれる
湿気も適度に調節してくれる
濡れた髪でもハットは濡れない
直接肌に触れても汚れが付きにくい

あら?ウールってサウナハットに最適な素材なんじゃない・・・???

そうなんです!
サウナハットにはウールが一番なのです。

ウール以外の素材でも熱を防ぐとか乾燥から守るなどの効果はあります。
でもその効果がかなり高いのがウールなのです。

でも取り扱いが面倒・・・

悩む人

縮むという特性を生かした作り方をしてると言っても
ウールだと手洗いでしょ?
すごく分厚くて重いんじゃないの?
とか
ああ、フェルトって手芸屋さんで売ってるあのシート状のやつでしょ?
マスコットとか作るやつ。
確かに「フェルト」と言う名称で売っていますが、
あれは羊毛のフェルトではなく、化学繊維(アクリル)のフェルトなんです。
なので、羊毛フェルトとはまったく別物です。

「POTA sauna」のサウナハットは
羊毛をお湯と石けんで縮めて固める
ウェットフェルトと言う手法で作ります。
羊毛の表面にあるキューティクルを熱(お湯)で開いて
圧力と振動(手でこする、転がす)を加えて繊維と繊維を絡ませて
縮ませて羊毛をフェルトと言う状態にします。
この圧力と振動を加える作業を適切に行い、
これ以上縮まないという状態にまでします。
なので、ウールですが普通に洗濯機でお洗濯しても大丈夫なんです。

文字にするとなんだか堅苦しいですが、
要するにウールのセーターを普通に洗濯機で回してしまうと
固くなって縮んでしまうじゃないですか。
あの状態にわざとするのです。

あとウールの長所を思い出してください。
撥水性です。
これはほんとに使って頂かないとなかなか信用してもらえないのですが、
サウナに行って、サウナ室でサウナハットをかぶっても
ウールのサウナハットはほとんど濡れないのです。
じっとりもしないです。
家に持って帰るときも濡れた物として扱わなくていいぐらいです。
汚れも匂いもほとんど気にならないので、
使った後はバッグに仕舞い込まずに
どこかに掛けておけば、毎回お洗濯の必要はないです。

あと重さですが、「POTA sauna」のサウナハットは約100gです。
サウナハットに適した生地の厚さになるように試行錯誤の結果、
この重さになりました。
100gって結構軽いです。
そこまで厚くもないですよ。

いかがですか?

いちごちゃん

サウナハットにはウールが良いと言うことはお伝えできたでしょうか。

サウナって熱くて苦手なんですっていう方にもぜひ、かぶって頂きたい。

サウナは身体の健康にもいいですが、心の健康にも役立つと思います。

さぁ!サウナハットを手にサウナへ(^^)

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